血管の老化はサーチュイン遺伝子を活性化するレスベラトロールで
最近の健康ブームのキーワードの一つは、何とか年齢です。肌年齢、骨年齢など色々ありますが今一番話題になっているのは血管年齢です。血管年齢は血管の柔軟性を示す数字の事。この血管の硬さによって血管年齢が決められているわけです。そもそも人間の血管は年齢とともに血管の内側にコレステロールや中性脂肪などがたまって硬く分厚くなった状態です。これが動脈硬化で年齢とともに誰にでも起こる現象です。この血管年齢をいかにして若く保つかによって、あらゆる成人病に罹りにくい体を維持する事ができます。最近の臨床検査では、年齢測定は生活習慣病を改善し心筋梗塞や脳梗塞を予防する有効な方法だと考えられています。少し前に実年齢50歳くらいの男性が血管年齢を若返らせる生活に変えて、血管年齢28歳になり、見た目にも30台にしか見えないくらいの若返りを果たしていたテレビを見たことがあります。ちょっとした習慣でかわりますのでこの機会に血管年齢を若返らせましょう。
年齢とともに血管の老化は平等におこります。しかし、見た目に同じ年齢くらいの年齢の人でも血管年齢はずいぶん違います。血管の老化が著しい人はよく言うドロドロ血液の人が多いと言われています。まず、食生活は高カロリー高脂肪の欧米型の食事を長く続けている人。飲酒、喫煙、不摂生を繰り返し行っている人。たとえば、ストレスの発散と言いつつ、朝まで飲んで、寝る前にラーメン、スイーツを頂き睡眠不を繰り返すような生活を続け、歩いて10分のところでも、車や乗り物を使う人、確実に体は悲鳴を上げています。こう言う人は若いうちから急速に動脈硬化が進みます。放置すると、血管内部が狭くなり、狭心症、心筋梗塞、脳卒中など命に関わる病気を発症することもあります。まずは血管年齢を調べて見ましょう。測定方法は色々ありますが簡単なのは加速度脈波検査です。検査装置に指を入れるだけで血管年齢を調べる事ができます。測定した血管年齢が実年齢より10歳より高ければ要注意です。
動脈硬化が進んでいるからと言ってあきらめてはいけません。血管年齢が高いと診断された人でも、軽度の人なら普段の生活習慣の改善で血管年齢を若返らせる事ができます。まずは食事です。腹八分目を心がけ、野菜中心の食事にしてカロリーを控えましょう。次は運動です。定期的に週2回程度のウォーキングからスタートし、毎日の週刊になるように心がけましょう。次に休息です。充分な睡眠をとりましょう。睡眠中は血管が広がるので血管のストレスを解消する事ができます。お風呂に入って体を温める事も血管を若返らせるのには有効です。次は禁煙です。喫煙は全身の血管を縮め、血管の老化を早めます。他にも動脈硬化性疾患のリスクを高めます。最後はストレスの回避です。精神的緊張が長く続くと血管を縮めて硬くします。これを機能的効果といい、心筋梗塞などをひきおこす原因になるほか動脈硬化の促進要因にもなるといわれています。これらの点に気をつけ血管年齢を若返らせましょう。